S P E C I A L
W O R K S
きの家
和歌山大学と
コラボレーション。
紀州産材に
こだわった住まい。
和歌山にあるハウスメ―カーが地域のニーズに応えるため、提案する戸建て住宅である。 全国に同じ住宅をつくっているハウスメーカーとの違いを、間取りや空間、素材などで表現している。 日本の民家や農家で古くから使われている土間や広間などの構成要素を再構成し、シンプルで機能的なデザインにまとめ、様々な購入者に対応している。 内と外、オモヤとハナレを、平面では広い土間で、断面では吹抜けでつなぎ、各室と庭とが一体となった住宅である。 木や土、焼き杉板など自然素材を使い、さらに紀州(和歌山県)産材にこだわリ、地域に根付いた住宅を目指している。
きの家
バーチャル訪問
素材に、間取りに、すべてにこだわった
紀の国住宅の住まいを、バーチャルで
見学いただけます!
KINOIE
POINT
土間が中心
広間と一体となった土間を設け、そこを中心に生活が展開し、家族と社会に開いている。 広間と庭は土間を介して一体で、自然と関わりを持ちながら生活が楽しむことができる。また、個室と土間とは吹抜けを介して上下でつながリ、どこででも家族の気配を感じることができる。
KINOIE
POINT
オモヤとハナレ
オモヤとハナレを土間と軒下空間でつないでいる。 モデルハウスではハナレを和室としているが、仕事場や二世帯住宅としての展開も想定している。
KINOIE
POINT
庭とつながる
版築と県木のウバメガシの生垣に囲われた庭を設けた。 土間を介して内と外がつながり、和歌山の豊かな自然を取り込む。
紀州産材でつくる
現代の民家
地域の素材を使い、地域に根差した民家や農家のように、永く暮らし続けられる、和歌山の住宅のスタンダートを目指している。 構造材、外壁の焼杉板、天井や床など内装仕上、家具や建具にも紀州産の杉や桧を、版築壁や土壁、土間には紀州産の土を用い、紀州産材のあたたかみのある空間が実現した。
1F 平面図
2F 平面図
断面図
DATA
-
敷地面積
417.96m²
-
建築面積
111.85m²
-
延床面積
148.07m²
-
1階床面積
88.45m²
-
2階床面積
59.62m²
-
主体構造
木造
-
階数
地上2階
-
外部仕上
紀州産焼杉板(外壁)
-
内部仕上
紀州産杉板(床・天井)
紀州産土(床・壁)
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敷地面積
417.96m²
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延床面積
148.07m²
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2階床面積
59.62m²
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建築面積
111.85m²
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1階床面積
88.45m²
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主体構造
木造
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階数
地上2階
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外部仕上
紀州産焼杉板(外壁)
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内部仕上
紀州産杉板(床・天井)
紀州産土(床・壁)
DESIGNER’S
COMMENT
和歌山大学 システム工学部環境システム学科
髙砂 正弘 教授
紀の国住宅株式会社
尾崎 傑 部長
評価者コメント