お客様の希望をヒアリング
設計の第一歩は、お客様へのヒアリングです。打ち合わせを通じて、「どんな暮らしがしたいか」「こだわりたい部分は何か」など、お客様の希望をじっくり丁寧に聞き取ります。時には、私から「こんな間取りはどうでしょうか」とアイデアを提案することもあります。お客様との信頼関係を築きながら、理想の家づくりへの道筋を一緒に探っていきます。
設計課の主な仕事は、お客様との対話を通じ理想の住まいをデザインすることです。土日は主に展示場でお客様と打ち合わせし、平日はアイデアを具体化する設計作業に集中しています。紀の国住宅の特徴は、柔軟性の高い設計ができることです。お客様の「こんな家に住みたい」という願いを、様々なアプローチで実現できます。お客様と二人三脚で、唯一無二の家づくりに挑戦することが私たちの仕事です。部署の雰囲気は、フレンドリーでオープン。先輩・後輩や部署の垣根を越えて、意見交換が活発で、率直な今の気持ちや悩みも相談できる環境です。上司も親身になってくれるので、新人でも萎縮することなく、のびのびと仕事に取り組めます。
お客様との対話から、
理想の住まいを創造
自由度の高い設計で、
こだわりの家づくりをサポート
先輩のサポートと部署横断の連携で、
着実にスキルアップ
設計の第一歩は、お客様へのヒアリングです。打ち合わせを通じて、「どんな暮らしがしたいか」「こだわりたい部分は何か」など、お客様の希望をじっくり丁寧に聞き取ります。時には、私から「こんな間取りはどうでしょうか」とアイデアを提案することもあります。お客様との信頼関係を築きながら、理想の家づくりへの道筋を一緒に探っていきます。
次に、お客様との交流から得られた家に対するイメージを、具体的な設計プランへと落とし込んでいきます。間取り図や外観パース、内装イメージなど、様々な図面やビジュアルを作成します。この過程では、お客様の要望とご予算のバランスをうまく取ることが重要です。「この部分を少し工夫すれば、ご希望の空間が実現できます」など具体的に提案を行いながら、ご希望に合わせた最適な設計プランを追求していきます。
家づくりは設計部だけでは完結しないので、営業担当者、現場監督、外部のメーカーなど、専門家も含めた様々な職種とチームワークを取りながら進めます。新しい建材の情報を教えてもらったり、時には施工上の課題について現場監督と進め方を相談したり、いろいろな話し合いをします。私から「この設計は現場で問題になりませんか?」と事前に聞いたり、他部署から「新しい製品を使ってみてはどう?」と提案を受けたりして、コミュニケーションを取り合いながら、多角的な視点で家づくりを行っています。この他職種とのやり取りで幅広い知識を得られるため、それを元にお客様により良いフィードバックができていると感じています。私が社内の多くの人たちに支えられているからこそ、より良い家づくりへ向けた設計がスムーズに進められていると感謝しています。
大学で建築とデザインを学んでいた私は、「地元の和歌山で、住宅業界に携わりたい」とある程度気持ちを絞って就職活動をしていました。紀の国住宅へ入社を決めたのは、老舗企業でありながら常に新しいことに挑戦し、バランスが良いと感じたからです。また、入社のタイミングがちょうど新社長への交代期と重なっていたことも決め手となりました。「新時代の紀の国住宅」を一緒に作り上げていけるワクワクした気持ちが背中を押してくれたんです。
私の「何にでも挑戦したい」という思いと、紀の国住宅の「新しいことに積極的にチャレンジする」姿勢が重なっていたため、自分らしく成長できると思いました。今、その通りになり、とてもうれしく思っています。
仕事をする中で重きを置いているのは、お客様のちょっとした言葉にも耳を傾ける、きめ細やかなコミュニケーションです。お客様のご希望は一つひとつの言葉に詰まっています。質問には慎重に答え、曖昧な返答をせず確実な情報提供を心がけています。
私からのアプローチで大切にしているのは、お客様のこだわりポイントをしっかりと聞き出すこと。「この部分にはどんな思い入れがあるんですか?」「普段の生活でこんなことを重視されているんですね」など、積極的に質問を投げかけています。
設計の仕事のやりがいは、お客様の夢を目に見える形にするプロセスに寄り添い、一緒に進んでいけることです。打ち合わせを重ね、時にはお客様と共に悩み、試行錯誤を繰り返します。そしてついに「これだ!」というプランが完成したときの喜びは、何物にもかえがたいものがあります。
プランが仕上がってからは「お客様はこの家で、どんな時間を過ごすだろう」「休日はこんな風にくつろぐんだろうな」など、お客様の生活に思いを馳せます。家づくりは決めることが多く大変なことでもありますが、お客様の暮らしに寄り添い、その人生の一部に関われることは、とても光栄なことだと感じています。
何といっても社内の雰囲気の良さです。部署や年齢に関係なく、誰とでも気軽に話せる環境です。休日には部署の仲間とお出かけしたり、食事会をしたりすることもあります。仕事中にわからないことがあっても、先輩方が丁寧に教えてくれますし、他部署の方々との連携もスムーズなので、仕事を進める上で心強いです。
家の中の動線づくりに非常にこだわりのあるお客様を担当したことがあります。正直、その希望を叶えるのは現実的に大変だなと感じることもありましたが、お客様に納得いただけるまで、何度も打ち合わせを重ねました。その家が完成した後、思いがけずお客様からメールをいただいたんです。「住みやすくて良い家になった」「あなたが担当で良かった」と…。この仕事をしていて良かったと思いました。
建築士やインテリアコーディネーターなどの資格取得に挑戦したいです。資格取得のサポート制度を活用しながら勉強を進めていく予定です。それと並行して、設計に関連する様々な分野の知識も深めていきたいです。最新の建材や設備の情報を積極的に収集し、デザインのトレンドにもアンテナを張っていきたいと思っています。また、今後は後輩の指導にもしっかり携わっていきたいです。私が先輩方から学んだことを、次の世代に伝えるサイクルを作ることで、会社全体の成長にも貢献できたらいいなと考えています。