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Interview
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施工管理者を取り仕切る総合指揮官お客様の「ありがとう」を胸に努力を続けていく

森田 郁
MORITA KAORU
建築部 本社建築課
2022年入社(新卒)

私は、建築課の中の施工管理を担当しています。業務内容を簡単に説明すると、建築現場の「総合指揮官」のような役割です。家を建てる全工程をスムーズに進めるのが主な仕事です。工事の進み具合をチェックしたり、大工さんや電気屋さんなどの職人さんたちと連絡を取り合ったり、お客様の要望を伺って工事を調整したりします。この仕事の魅力は、建築の知識を発揮しながら、お客様とのコミュニケーションも大切にできる点です。課内の先輩方は皆さん優しく頼りになるので、のびのびと働いています。

  • ( POINT )

    現場で家が建っていく過程を
    見られる

  • ( POINT )

    建築知識だけでなく、
    コミュニケーション力も磨ける

  • ( POINT )

    先輩たちがフレンドリーで
    困ったらすぐ相談できる

主な仕事内容

Overview
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家を建てるまでの
進行を仕切る施工管理

施工管理の核となるのが工程管理です。家を建てる全過程を指揮する重要な役割です。まず、工事の開始から完成までの詳細な工程表を作成します。この工程表に基づいて、日々の工事の進み具合をチェックし、計画通りに進むよう調整します。例えば、大工さんや電気工事の職人さんのスケジュールを調整したり、必要な資材がちょうど良いタイミングで現場に届くよう発注の管理をしたりします。また、天候不良や資材の納期遅れなど、予期せぬ問題が発生した際には、さまざまな要素を調整しつつスピーディに対応策を考え、対応していきます。

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品質管理と検査

建物の品質を確保することも、施工管理者に任されます。単に「理想どおりの家を作る」というだけでなく、安全性や耐久性、快適性など、多角的な視点から建物を評価します。工事の各段階では、施工状況を綿密にチェックして記録。例えば、基礎工事が完了した時点では、強度や精度を確認したり、断熱材の施工が適切に行われているかを確認したりします。また、第三者機関による検査項目を確認し、それに沿った自主検査も行います。建築基準法や住宅性能表示制度などの法的知識も深められるため、専門性の高い仕事といえます。

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コミュニケーションと調整

施工管理では、さまざまな関係者と円滑にコミュニケーションを取ることが大切です。お施主様(お客様)との打ち合わせで要望を丁寧に聞き取り、理想の住まいを実現することが、最終ゴールです。そのためには、職人さんや資材を納入する業者さんなど現場に関わる方々に協力していただきつつ、うまく動いてもらう必要があります。みんなが働きやすいような「交通整理」をし、スムーズに現場が動くかどうかが私たちの腕の見せどころです。  社内では、特に設計部門との密に連携を行います。施工管理者が図面の意図を正確に理解しておき、それを現場で実現するために調整する。つまり、設計と工事の「橋渡し役」となるのです。

入社の決め手は?

キャリア支援が充実する
地域のトップランナーだから
入社を決意しました 。

地域に根ざした和歌山の優良企業として広く知られており、手掛ける建築件数は常にトップクラス。スケールの大きさや安定感に、お客様からの信頼と将来の可能性を感じました。また、建築課では、新築住宅の設計に携われる可能性があると聞き、クリエイティブな面でも魅力を感じました。いろいろな側面から「紀の国住宅でなら、自分の夢に向かって着実に歩んでいける」と確信したことが、入社を決めた最大の理由です。

福利厚生面では資格取得支援制度がしっかりしている点に心をひかれました。資格取得のためにかかった費用が社内規定の範囲内で還元されるんです。さまざまな資格がありますが、特に2級建築士の受験資格取得サポートが私のキャリアプランにぴったりでした。入社後に勉強に励み、会長はじめ皆さんの応援を受けて先日2級建築士の試験を受けました。今は結果待ちでドキドキしています。

仕事の中で大切にしていること

スムーズにつなぎ
ボールを止めない!

私が日々意識しているのは「スムーズにつなぐ」こと。お客様や職人さんと密に連絡を取り合い、依頼や問い合わせにはすぐに対応する「即レス」の精神を大切にしています。私は関係者全員をつなぐ要ですから、ボールを私のところで止めてしまうことはあってはならないと肝に銘じています。

また、この仕事をするようになり、「段取り9割」だと実感しているため、何をするにしても事前の準備や今後の動きをチェックをすることにいちばん力を入れています。例えば、最近はインテリアにこだわりのあるお施主様も多く、お気に入りの調度品を持ち込まれる方もおられます。このような場合には壁に補強下地を仕込む工程が必要になるのですが、私がしっかりそのことについて把握しておき、現場で抜けていないか確認することで、トラブルが防げます。そのような段取り力を身につけるとグッとスムーズに進むことを仕事から学びました。皆が笑顔になれるので、段取りはやれるだけやったほうがいいですね。

仕事のやりがい

新しいチャレンジと
お施主様からの
「ありがとう」。

苦心して作った工程表通りに工事が進むときは、パズルのピースがぴったり合うような爽快感があります。一つのプロジェクトが終わるごとに必ず新しい学びがあり、常に新しいチャレンジが待っている――、そんな環境で働けることが、私にとって最大のやりがいです。

また、お客様の夢を現実の建物という形にするのが私たちの仕事ですから、図面から家が出来上がっていく過程を間近で見ていられるのは、本当に感動的です。そして、完成した建物を前にお客様が笑顔になる瞬間は私も一緒に喜びを感じます。そして、「ありがとう」の言葉をいただけたときは、本当に胸が熱くなります。

QUESTION

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QUESTION
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会社の
好きなところは?

紀の国住宅の魅力は、何と言っても「人」。社員同士の距離が近く、コミュニケーションが活発です。会長や社長も気軽に話しかけてくださいます。 仕事の進め方も個人のスタイルや創意工夫を尊重してくれるので、自分らしさを発揮しながら仕事に取り組めています。いい環境が整っている中で仕事ができているため、日々やりがいと楽しさを感じています。

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今までで印象に残っている
エピソード

入社2年目で、とことんこだわりたいタイプのお客様を担当したことがあります。先輩方にアドバイスをもらいながら、準備をするために夜中まで図面とにらめっこ。私の力不足もあり失敗もしましたが、無事ご新居が完成しました。するとお施主様が、ご新居での食事に招待してくださったのです!お客様との信頼関係とはこんなに温かいものなのかと本当に感激しましたし、この仕事はお客様の人生に関わる仕事なのだと、その重みに気持ちが引き締まりましたね。

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QUESTION
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これから
挑戦したいことは?

将来的には設計から施工管理まで一貫して担当できる、オールラウンドな人材になることが目標です。お客様に「この人に任せておけば安心」と思っていただけるような、信頼される建築のプロフェッショナルを目指しています。建築を通じて、お客様の人生を豊かにする。そんな大志を胸に一歩一歩前進していきたいと思います。